子どもは本当はすごく前向きで、どんなときも小さな一歩を踏み出しているんだなと感じる出来事がありました。とある中学生の話です。その子は、いつもニコニコ笑顔を振りまいている素敵な子なのですが、それが周囲にはヘラヘラしていると誤解され、いじめられていました。誰とも仲良くしたいから笑顔で接しているのに、それがなんで人のことを見て笑ってるの?気持ち悪いと捉えられてしまっていたのです。いじめられるから、余計に仲良くなりたくて無理に笑顔を作り、それが誤解を生んで攻撃されるという悪循環になっていました。次第に元気がなくなり、「疲れた」と口に出す回数が増えてきました。疲れる状態になるのはなぜだろうと考えてみました。それは、辛いことがあっても、それに耐えちょっとがんばる、また辛いことがある、それでももうちょっとだけがんばる、このように前向きにがんばり、耐えることで疲れが発生します。嫌なことがあっても、ちょっとだけがんばってみよう、ダメでもまた少しだけがんばってみようと、心を痛めながらも前向きに一歩踏み出していたのです。気に入らなければ仕事やバイトをすぐに辞めてしまう大人が増えているのに、子どもはなんて強いんでしょう!このように子どもは前向きな強さを持っていますが、心は鋼のように固くはありません。だから、このまま続くと折れてしまう可能性もあります。しかし、幸運なことに私はこの子と、元気がなくなり人と関わることが嫌になる前から、信頼関係が築けていました。だから、話をして、温かく見守るだけで、必ず元気になります。前向きな気持ちを育てるのは、安心と勇気です。その子にとって、私は決して裏切らないし、絶対的な味方だし、最高の応援団長なのです。だから安心と勇気をたくさん注ぐことができます。その子を見ていて、たったひとりでも頼れる人がいれば、本来もっている強さを継続的に発揮でき、そして前向きな一歩を恐れずに踏み込むことができるのだと感じました。

一番身近で一番子どものことを思って大切にしているのは親御さんですが、時に近すぎるからこそ言いにくいことや耳を傾けたくないこともあります。だから私たち大人がひとりでも多くの子どものことを気にかけ、見守ることができたら、子ども達が成長しやすい環境を作ることができます。時間にゆとりのできた高齢者の方々は、子どもの不安をすべて抱えても大丈夫なほど心も広いので、是非当社に登録して、一緒に子ども達の成長を支援して頂ければ幸いです。

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